さいたま市で藤島建設さんと高気密高断熱住宅を作る!

家づくりの備忘録 2022.2竣工 HEAT20G2(Ⅵ地域UA=0.45)・C=0.45 連絡先は「このブログについて」を見て下さい。

第97回 旧居のこと

歩兵です。

新居に引っ越して10日ほど経過し、少しずつ段ボールを片付けています。なかなか終わりませんが、旧居の片付けのほうが(主に粗大ごみの処理が)何倍も大変でした。

旧居(賃貸戸建)も少し前から賃貸物件検索サイトなどに掲載されていて、退去の立ち合いのときに聞いた話では、翌日にさっそく内見の予約が入っているとのことでした。立地もよいですし、希少な戸建ての賃貸ですし、広さの割に家賃も手ごろではあるのですが、戸建ては初期費用が結構かさみます。家じゅうのカーテンをオーダーで頼むだけで20万近く、エアコンを新規に3台入れて30万円くらいかかりました。結局2年半しか住まなかったのでエアコンは新居に移設することにしたのですがカーテンはさすがに不要です。管理会社に「カーテン残しておいていいですか」と聞いたら断られました…。歩兵が次の入居者だったら前の人のカーテン残しておいてもらえたほうが有難いですけどね、クリーニング代払ってもオーダーするより安いですし手間がないです。結局全部ゴミとして処分しました。

エアコンを取り外してみると、配管用のスリーブ(筒)は入っておらず、壁の中が見える状態だったので(どう取り付けていたのか大変気になりますが…)見てみました。歩兵の旧居はHベルハウスなのですが、石膏ボードの下に断熱材がごくごく薄く入っていて、ガランとした空洞の中に鉄骨があり、外壁が見えました。しかも、見たところ断熱材の欠損が多くあり、ところによっては石膏ボードの外側がいきなり外壁になっているようにも見受けられました。住んでいるときから石膏ボードの端から冷たいすきま風を感じるような家ではありましたが、気密も断熱もしっかり考えられていなかったようです。築年数の古い家ですので、今のHベルハウスとは違うのでしょうが…。窓はアルミサッシ・単層ガラスで引き違いが14カ所もあります。鉄骨は熱橋になり木造より断熱性能が落ちますし、これでもかというほど寒くなる要素全部入りな家でした。ちなみに床下も見ましたが少なくとも点検口周りは断熱材が入っていませんでした。寒いわけだよ。

新居はコストバランスも考えつつ、高気密・高断熱の性能が発揮されるよう作ってもらいましたので真冬も快適に過ごせると思っているのですが、3月に入って急に気温が高くなってしまいましたので、その真価を体感できるのは次の冬になりそうです。

続きはまた。あんにょん。