さいたま市で藤島建設さんと高気密高断熱住宅を作る!

家づくりの備忘録 2022.2竣工 HEAT20G2(Ⅵ地域UA=0.45)・C=0.45 連絡先は「このブログについて」を見て下さい。

第95回 施主は見た

歩兵です。

新居が無事引き渡されました。気密の完成検査にも立ち会いました。詳しいことはおいおい書き、今回は違う話題です。

歩兵の新居の近くで、某大手ハウスメーカーが建築中なのですが、建物工事が終わり外構工事に入っています。先日は職人さんが一人で作業していました。そこで見たものは…。

煙草吸いながら作業してる……。それだけでなく、吸った後の吸い殻を、家の敷地にポイっ……。自分の人生をかけて買った(買う)家で、これを許せる施主はあまりいないと思います。歩兵も自分の家だったら多分監督にクレームを伝えるでしょう。

ハウスメーカーのルールで、作業中の喫煙とポイ捨てを認めていた。

ハウスメーカーのルールでは作業中の喫煙とポイ捨ては認めていないが、職人さんがそのルールを無視していた。

のいずれかでしょうが、①の場合、このご時世において作業中の喫煙を認めるのは意識に欠けると言わざるを得ないと思います。ましてや敷地内に吸い殻をポイ捨てすることまで認めるハウスメーカーがあるとは思えませんが、あるとしたらそんなハウスメーカーが市場で選ばれるわけがなく、遅かれ早かれ淘汰されるでしょう。

ということで②の可能性が高いのでしょうが、職人さんが「監督も施主も見てないからバレないし、この程度のルール違反は問題ない」と考えていることになります。確かに、屋内ならともかく屋外の外構工事の作業中に喫煙することが工事の仕上がりに直接影響するとは言えないかもしれません。しかし、小さなルールを守らない人が、ルールを守った正しい施工ができるわけがないのです。施工にはルールがあり、そのルールには必ず意味があります。職人さんが「このルールは無視してよい」と勝手に判断していたら必ず施工不良を招きます。どのようなルールであれ、ルールは必ず守るというのが鉄則なのです。そしてハウスメーカー工務店は、ルールを守ってきちんと施工されるかどうかもしっかり管理監督する責任があります。

つまり、①にせよ②にせよ、今回歩兵が目撃した現場のハウスメーカーには深刻な問題があるということです。当該現場の施主は見ていないでしょうが、もし強烈な嫌煙家の方だったりしたら、新居はもう事故物件でしょう。心情を察するに余りあります。

職人さんは喫煙者が多いといいます。休憩時に喫煙することまで制限して作業に影響が出てもいけないかと思いますが、どんなルールのもとで喫煙することになっているかの確認くらいは施主がしてもよいでしょう。施工のチェックは素人にはできませんが、喫煙のルールを守っているかのチェックは素人でも可能です。また、この例のように現場内にポイ捨てするなど、職人さんの明らかな問題行動を目撃した場合、もはやそのハウスメーカーを信用するのは難しくなるでしょう。

続きはまた。あんにょん。