歩兵です。
新しい洋服がほしければ、洋服屋に行って買うのが普通だと思います。歩兵は平凡な庶民ですしこだわりもないので、国民服を着ていることが多いですが、どんな洋服がほしいかによって行くお店は変わります。安くて機能的な普段着がほしいか、お出かけ用のおしゃれ着がほしいか。スポーツウェアがほしいか、仕事で着るスーツがほしいか。
家づくりでも、ハウスメーカーによって特徴が違うのは当然といえます。自分に合ったハウスメーカーをどうやって探すかは、多くの人が悩むことでしょう。とにかくブランドがいい人、コスパを求める人、とことんこだわりを追求したい人。どんな家がほしいかによって、選ぶハウスメーカーは異なると思います。
相談コーナーや一括請求のようなサービスを使った人も多いかもしれませんが、歩兵は使いませんでした。これらは無料で様々な情報が得られるという触れ込みで、便利そうではあります。
しかし、世の中に本当にタダでもらえる有益な情報などない、と考えるべきです。
これらのサービスを利用するとハウスメーカーに個人情報が伝達されます。それでハウスメーカーの顧客リストに載り、資料送付をはじめとする営業がかかってくるようになります。ハウスメーカーと契約すると、ハウスメーカー側から紹介業者に手数料報酬が払われるわけですが、その報酬は施主が払ったお金の中から捻出されるはずです。つまり、これらのサービスを使って契約すれば、紹介手数料分、金額が高くなると考えるのが普通です。タウンライフ家づくりでの請求を勧めるブログは巷に氾濫していますが、あれはただのアフェリエイトですので騙されないで下さい。
というわけで、歩兵はまずハウスメーカーのHPから個別に資料請求をしてカタログやパンフレットを集め、見比べながらハウスメーカー選びを進めました。少々面倒ではあるのですが、家づくりの道のりは長いのです。その程度のことを面倒くさがっていては、注文住宅は作れません……。
ハウスメーカーが作っている資料を見れば、何に力を入れているかが分かります。ラグジュアリーな雰囲気 なのか、性能推しなのか、鉄骨と壁なのか。コンセプトは様々です。差別化しなければ競争に勝てませんので、どの社も特徴のPRには熱心だと思います。
藤島建設さんの特徴は、①地場に根差した事業経営、②高い技術力、③高性能住宅、④素材・現場への配慮です。キャッチフレーズは「確と(しかと)」。これだけだと正直抽象的な印象が否めませんが、藤島建設さんに限らず、ハウスメーカーのPRは抽象的なものが多いです。「デザイナーズ」とか「地震に強い」などと言っても、感じ方は人それぞれです。すきま風が吹いても「快適な家」として売り出しているかもしれません。ですので歩兵は、それぞれのコンセプトを裏付ける具体的な根拠を確認するようにしました。
高性能住宅を作るハウスメーカーは、ふわっとしたキャッチフレーズよりも、「夏も冬も絶対に結露しない家」とか、「震度7でもヒビ一つ入らない家」とか、具体的な言葉でアピールをすると分かりやすいように思います(是非ご検討下さい)。
続きはまた。あんにょん。