さいたま市で藤島建設さんと高気密高断熱住宅を作る!

家づくりの備忘録 2022.2竣工 HEAT20G2(Ⅵ地域UA=0.45)・C=0.45 連絡先は「このブログについて」を見て下さい。

第68回 外観

歩兵です。

外壁はおうちの見た目の印象を大きく左右するもので、人によってはかなりこだわるポイントかもしれません。また、何十年も住むと劣化が進み、必ず大がかりなメンテナンスが必要です。外壁の修繕にはかなりの金額がかかるため、できるだけ耐久性の高い外壁を選ぶことが望ましいと思います。

何度も引き合いに出している一条工務店は標準でタイルを選択できるのですが、オプションのハイドロテクトタイルというメンテナンスいらずな超高性能タイルが人気で、差額が数十万円発生するものの、かなり多くの施主が採用しているようです。タイルは見た目にも高級感がありますので、できることなら総タイル張りにしたいものですね。

ただ、タイルはやはりお金がかかりますので、サイディングにしているおうちが多いと思います。新築の8割くらいはサイディングなのでは?というくらい見かけますね。サイディングにもいろいろあり、デザインや色を自由に選ぶこともできます。

歩兵はあまり外観アピールするつもりもなかったので(敷地も旗竿地で奥まっていますし)、外壁にはあまりこだわらず、節約のためサイディングでいいと考えていました。メンテナンスフリーな高級タイルも考えはしましたが、そのために住宅ローンの借り入れが増えて金利を多く払うのであれば将来外壁修繕にお金がかかったとしても同じことだと思ったのです。

それで、藤島建設さんにも特にこれといった希望は伝えなかったのですが、提案されたのは「モルタル+塗り壁」でした。ジョリパットを提供しているアイカ工業「ジョリコート」というリーズナブルなグレードの外壁で、施工は吹付けのみです。コテやローラーを使わないので塗り方も何もありません。それでも、サイディングと比べれば見た目の落ち着きや高級感もあり、歩兵の好みもあって提案に従うことにしました。外壁は面積が大きく、塗り壁もグレードを上げて塗り方などもこだわれば金額がかなり上がるので、節約するためここは標準仕様のままでお願いしました。

悩んだのは色です。選べる色はかなり多くあり、たとえばグレー系、赤系、黄色系などそれぞれ何色もあります。白は汚れやくすみが目立つし建売りっぽくなるからやめたい、黒は最近のトレンドで他の家とかぶりそう、ブルーやグリーンは若干エキセントリック、など色々考えて、中間色のブラウン、モカ、ベージュ、マスタードなどはどうかと思ったのですが、最終的には赤茶系の色にしました。カラーパレットによると「こきあけ色」というようです。googleで検索すると結構ビビッドな色彩が出てきますが、アイカ工業のサンプルでは落ち着いた感じでした。光の当たり具合などによっても見え方はかなり変わる(屋外にサンプルを持っていって見てみました)ので、実際に完成してみないと何とも言えませんが、今のところ楽しみにしています。

また、歩兵の家は南北に長い長方形なのですが、顔(玄関側)にあたる南面だけタイルにしてもらいました。最初は外観アクセントとしてサイディングを部分使いすることを考えたのですが、一面だけならということで、少しお金はかかりましたがタイルを選びました。選んだのはLIXILセラヴィオグランBという安めのタイルで、16万円くらいの差額でできました。

ジョリコートの色を選ぶときも、屋根の瓦(4色しかない)と南面のタイル(5色しかない)の色を先に決めて、それに合うように考えました。

外壁の色が決まると、サッシやベントキャップ、雨どいの色などもそれに合わせて決めていけます。色なんて好みで決めればいいのでしょうが、やはりバランスが悪いと気になってしまうでしょうし、パソコン上に表示してもらえる3Dパースと実物は異なるでしょうから、考えるのも難しいものです。

続きはまた。あんにょん。