さいたま市で藤島建設さんと高気密高断熱住宅を作る!

家づくりの備忘録 2022.2竣工 HEAT20G2(Ⅵ地域UA=0.45)・C=0.45 連絡先は「このブログについて」を見て下さい。

第110回 迷ったことと結果

歩兵です。

家づくりを進めるうえで「これ大丈夫かな?」と迷うことは多いと思います。特に間取りのサイズ感なんかは図面だけではわかりにくく、リビングの広さをはこれでいいか?とか棚の奥行はこれでいいか?とか、使い勝手を想像するのは難しいものです。

藤島建設さんのF-Studioは間取りを再現してくれるもので、歩兵も訪問してきました。これでかなり不安が解消されたのも事実ですが、実際に住んでみないとわからない使い勝手があるのも事実かと思います。

①トイレの広さ

一般的には畳1畳(芯々で910mm×1820mm)とか1.25畳(間口が1137.5mm)、広くすると1365mm×1820mmのサイズもあるかと思います。一方で、階段下トイレなどはもう少し狭くなるかもしれません。マンションサイズだと奥行1365mmのトイレもあります。歩兵は1階・2階とも0.875畳サイズ(芯々で910mm×1592.5mm)にしました。藤島建設さんは4寸柱(12cm角)を使う分一般的な3.5寸(10.5cm角)の柱の家より有効寸法が狭くなり、芯々910mmだと内寸765mmくらいです。で、これちょっと狭くないかな?と心配はしたのですが、実際に生活してみますと特に気になりません。むしろちょうどいい広さなのでは?という気がします。確かに広いトイレもゆったりしていていいのですが、トイレに住むわけではないですし、その分リビング広げたり収納増やしたりしたほうがいいと思います。

②パントリーに冷蔵庫

歩兵の家の特徴のひとつに、キッチンに冷蔵庫を置かず、キッチンと直結したパントリーの中に冷蔵庫を入れたことがあります。アイランド風(だがアイランドではない)キッチンとパントリーは回遊動線になっていて、ドアはありませんが、LDKから見ると冷蔵庫は隠れた感じになります。こうした理由は、①冷蔵庫は奥行きがあるためカップボードと並べるとどうしても出っ張ってしまい、置きにくい。②LDKに冷蔵庫を置くと、その存在感により一気にLDKが生活感で満ち溢れてしまう、ということによります。想定したデメリットは使いにくさです。キッチンで作業中に、あるいはダイニングにいるときに頻繁に冷蔵庫にアクセスしようとすると不便ではないか?と考えました。ただ、これも実際に住んでみると特に気になることはありません。冷蔵庫が遠い、といってもキッチンから1メートルも離れてないですからね。それよりも、やはり「LDKがすっきりと見える」ことのメリットが絶大すぎて、パントリーに冷蔵庫を隠したことは大成功だったと思います。

③スロップシンク

これは珍しくないと思いますが、家事室にスロップシンクを設置しました。深型にするか浅型でいいか考えたのですが、結果的には深型にして正解です。加湿器のフィルターなどをつけ置き洗いするのに便利です。浅型でもバケツを置いたりすればいいのでしょうが、やっぱりシンク自体に深さがあるといいですね。

④食洗器

食洗器も深型、浅型がありますが深型にしました。大きなお皿を使うことが多いためでもありますが、これも深型で正解だったと思います。食洗器はそこそこ時間もかかりますし、洗う容量にかかわらず水量や洗剤量は変わらないようなので、1日分の食器を夜のうちにまとめてまわすのがいいのかなと今のところ思っています。そうすると浅型だと容量的にも足りないような気がします。

⑤浴室乾燥機

つけませんでしたが、特に問題はありません。そもそも湿気がこもる風呂場で洗濯物を干すのは不合理で、歩兵はいまだに浴室に室内干しをすることの意味が分かりません。お風呂自体を乾燥させるために乾燥機があるとよい、という意見もありますが、乾燥機をつけるどころか、換気扇をまわさなくてもドアを開けておけばカラカラに乾きます。高気密住宅で空気の流れを考えて全館換気をしっかりすれば、浴室乾燥機など不要です。

⑥床材

水回りはイクタの大理石調フローリングを採用しています。床材としてはリーズナブルなものですが、これはなかなか悪くないです。タイルと違ってあまりヒヤっとせず、裸足でも冷たくありません。そして掃除がしやすい。白いので髪の毛やごみが落ちていたらすぐわかります(わからないほうがいい人もいるかもしれませんが…)。

⑦人感センサー照明

玄関と玄関ホールは人感センサー照明にしました。まあそれは当たり前といえばあたり前なのですが、1階トイレとセカンド洗面のダウンライトも人感センサーがよかったかもと思いました。というのはけっこう消し忘れがあるからです。2階は歩兵的に夜中に起きてトイレにいくとき電気をつけたくないのでむしろ自動点灯は邪魔なのですが…。ちなみにパントリーはセンサー照明にしましてこれは良かったです。

⑧一括オフスイッチ

LDKは照明が多くあります。スイッチの個数でいうと、リビングエリア3カ所、ダイニング、キッチン、通路という感じで合計6個のスイッチがあります。就寝時、2階に上がる際に6個のスイッチをバチバチ消して回るのは面倒ということで、階段の上り口に一括オフスイッチを設けました。これは良かったのですが、玄関に通じるドアのところにも一括オフスイッチを設けるか、もしくはLDKの全照明のスイッチをつければよかったです。というのも、出かける際にキッチンの照明を消すのに出口のところにスイッチがなく、消すのが少し面倒だからです。後悔ポイントレベルとしては大したことではないのですが、スイッチはできるだけ色々なところに作っておくことをお勧めしたいと思います。

カップボードのコンセント

2口×4カ所で合計8口つけました。多すぎかな?と思いましたが、電子レンジ、炊飯器、トースター、コーヒーメーカー、ケトル、ホームベーカリーと常時6口は使用しているため、多すぎでもなかったです。ちなみに4つを等間隔に離して設置しました。複数の調理器具を同時に使ってもブレーカーが落ちないように電子レンジ用とケトル・トースター用は専用コンセントとして設けています。ちなみにキッチンのカウンター上にもオプションでコンセント1個つけているのですがこれはまだ使ったことがありません。ミキサーとかフードプロセッサーなんかを使うときには必要かと思います。

家づくりの参考にしていただければ幸いです。続きはまた。あんにょん。