さいたま市で藤島建設さんと高気密高断熱住宅を作る!

家づくりの備忘録 2022.2竣工 HEAT20G2(Ⅵ地域UA=0.45)・C=0.45 連絡先は「このブログについて」を見て下さい。

第46回 土地の決め方

歩兵です。

歩兵宅で使用していたFAX兼用プリンタ(モノクロレーザー複合機)の挙動がおかしく、何をどうしても用紙をきちんと送れなくなりました。モーターを使用している機械ですし、寿命と判断して廃棄することにしました。Amazonで購入年月を調べてみると2010年9月2日だったようで、3万円強で買って約11年間使ったわけですから十分元を取りました。引越し先で複合機をどうするかも考えたいと思います。

さて土地の話の続きです。良い条件の土地を見つけて買うことができた、と書いてきましたが、それも予算内で最善という意味に過ぎません。歩兵夫婦はともに電車通勤であるため、駅までのアクセスは重要ですが、何せ駅近の土地は高いのです。大宮や浦和の駅前徒歩5分に100坪の整形地を買える財力があるわけもなく、予算内で買える土地の中から選ぶしかありません。そういう意味では土地も我が家の妥協ポイントといえると思います。

歩兵たちが重視したのは、駅まで歩ける距離であることと、必要な床面積の建物を2階建てで作れることでした。最初は徒歩10分くらいを理想としていたのですが、30坪超えの2階建て用地となると希少で、とにかくお値段が高すぎて買えませんので、もう少し遠くでも仕方ないとして、ギリギリちょうどいい面積の土地を狙いました(歩兵はお庭に興味ないですし、1坪広くなるだけで100万円とか違うわけですから、無駄に広くない土地が良いわけです)。

結果的に「なんとか駅まで歩ける距離」で「必要な床面積の家が2階建てで作れる最低限に近い面積」の土地を希望エリアの中心で発見し、買い(交渉)に動きました。

歩兵が買ったのは旗竿地と言われる形状の土地です。旗竿地は売りにくく、資産性が低いとされるため不人気かもしれませんが、その分安く買えます。旗竿地にも色々ありますが、重要なのは敷地延長部分の間口の広さと前面道路の幅で、歩兵の買った土地は間口3メートル以上、前面道路も幅6メートル以上あったことが決め手でした。これなら建築の重機も入れますし車の出し入れも楽々です。通路部分もちょうど駐車場になりますので無駄にはなりません。

このように条件は良いのに、とにかく旗竿地というイメージの悪さのせいか、近隣の土地と比較すると坪単価で2割以上安く買うことができました(歩兵は売主さんと直接交渉・指値して買っておりますので仲介手数料もかからず、普通に土地探しをするより安く上げたと思います。仲介手数料は一般に土地価格の3%+6万円ですので、とても無視できない金額です)。

旗竿地は日当たりや風通しの悪さというデメリットもあるのですが、メリットもあります。奥まっているため人通りがなく落ち着いて暮らせること、車やトラックの騒音・振動の影響を受けにくいことなどです。おそらくGoogleストリートビューなどにも撮影されにくいため、プライバシーも守られやすそうです。

注文住宅で外観アピールしたい方には不向きかもしれませんが、歩兵は「家は住んでこそ家」であって別に見るものではないと思っていますし、外観をあまり気にせず建築できるのもメリットかもしれません。共働きで日中はほとんど家にいませんし、洗濯物も室内干ししかしませんので日当たりも気になりません(南面は採光が取れる土地でしたので、冬季の日射取得のことを考えても良かったです)。

大きなデメリットを挙げるとすれば、土地の形状によっては間取りを作りにくいということだと思います。特に住宅密集地で、歩兵のように「ギリギリの広さ」の場合、採光を取りにくいため間取りに結構な制限が出てきます(隣地境界線に近いところにある窓は採光の計算に入れられないため、旗竿地のように周囲に建物がある土地の場合、建築基準法上の居室が配置できる場所が限られてしまいます。施主的に気にしなくても、たとえば採光の取れないリビングを作るのは法令上ダメなのです)。歩兵も間取りの検討のときは相当苦悩いたしました。ただ、必要面積が確保されれば、間取りは何とかして捻り出すこともできると思います。

歩兵は土地の購入にあたり、検討していた工務店さんいくつかにプランを書いてもらい、希望するイメージの建物が入ることや総予算がおおよそどうなるかを確認しました。また、藤島建設さんは申込前でも土地の契約にあたって色々とアドバイスして下さったのでとても助かりました。感謝しています。

続きはまた。あんにょん。