さいたま市で藤島建設さんと高気密高断熱住宅を作る!

家づくりの備忘録 2022.2竣工 HEAT20G2(Ⅵ地域UA=0.45)・C=0.45 連絡先は「このブログについて」を見て下さい。

第43回 どこに家を建てるか

歩兵です。

新築の注文住宅を作りたいと思っても、どこに建てるかという問題と直面します。歩兵は土地を持っておりませんので、土地探しから始めないといけません。賃貸であれば「嫌なら引っ越す」フレキシビリティがありますが、持ち家となるとそうはいかず、少なくとも数十年、もしかしたら終生その土地に住み続けることになるかもしれません。そう考えるとあまり簡単には決められません。

ただ、ライフプランにおける不確定要素がなくなってくれば、土地を買って定住することのリスクも減ります。歩兵の場合、子どもの保育園が決まったことが一つの契機でした。上位希望だった認可保育園に転園できることになったのです。これにより、住みたいエリアがはっきりと絞られてくることになりました。

子どもが保育園に通っているうちだけといえばそれまでですが、少なくとも何年間かは大きな問題です。保育園は現在の家からも十分送迎できる場所ではあるのですが、駅を挟んで反対側方向にあるため、出勤・退勤時の動線としてはどうしても長くなります。自宅→保育園→駅が一直線上にあれば理想的ですので、将来子どもが通うことになる小学校の近さや学童のこと、周辺環境やハザードマップなどを調べ、おおよそ住みたいエリアが限定されていくことになりました。

結果的に歩兵は子どもの保育園が決まってすぐにハウスメーカー巡りを本格化させ、2か月後には土地の購入を申し込むことになります。この間それなりに悩むこともありましたが、振り返ってみれば後悔のない決断ができたと思っています。特に、2年くらい近隣エリアの不動産情報を収集していたことは、条件のよい物件が出た際のジャッジに自信が持てる要因となりました。

土地選びもハウスメーカー選びも一生に一度の決断で、配偶者選びに似ているのかもしれません。配偶者も「この人でいいのだろうか?もっとよい条件の人と巡り合えるのではないか?」などと思っていたら永遠に結婚できないでしょうし、かといって思慮なしに勢いで決めてしまったら後悔するかもしれません(1)。

そもそもですが上位希望の認可保育園に入れたことがラッキーな要因でした(2)。違う保育園に決まっていたら、新築計画も大きく変わっていたことでしょう。人生にはランダムな要素が数多くあり、計画通りにいかないことばかりです。それでも大きな決断を迫られたときに後悔しない選択をするためには、日頃からできるだけ準備を怠らないよう努めていくことが大事だと思います。

続きはまた。あんにょん。

(1) 現在日本の結婚件数60万組/年に対して離婚件数20万件/年とされており、3組に1組は離婚する計算になります。離婚は決して珍しくありません…。

(2)2020年、さいたま市は待機児童数全国ワーストを記録しており、認可保育園に入るのが非常に難しいと言われていました。特に主要駅付近はファミリー向けマンションも多く、歩兵の住む地区も「激戦」とされていたのですが、2021年は保育園の新設やコロナの影響もあり待機児童数が大幅に減少したということです。