さいたま市で藤島建設さんと高気密高断熱住宅を作る!

家づくりの備忘録 2022.2竣工 HEAT20G2(Ⅵ地域UA=0.45)・C=0.45 連絡先は「このブログについて」を見て下さい。

第39回 屋根を選ぶ

歩兵です。

屋根材はどうやって選びますか?高性能住宅に関心がある方々のブログを読んでも、屋根材について比較している人は多くないような気がします。屋根断熱なのか天井断熱なのか、またどんな断熱材を何ミリ施工するのか、といったことは考えても、屋根材は見た目とかコストで選ぶというケースが多いのではないでしょうか。断熱性能を数値化するとき用いられるUA値の計算に屋根材自体の性能は入らない(外壁材も同様)からかもしれません。

歩兵も屋根材の性能についてはあまり興味をもたず、見た目にこだわるほど予算もないということで、ガルバリウム鋼板でいいと安易に考えておりました。ハウスメーカー巡りをしているときも、屋根は何かご希望ありますか?と聞かれて「特にこだわらないのでガルバでいいと思っています」と答えていました。

ところが藤島建設さんだけ、歩兵の新築計画に「陶器瓦」を提案したのです。標準で使用されている(と思われる)のが、新東「セラムF2」という商品です。

よく言われる瓦屋根のメリットは見た目の重厚感(意匠性)とメンテナンスフリーであるといわれれます。スレートやガルバリウムの屋根は耐用年数がそれほど長くありません。補修、葺き替えにはお金もかかりますのでメンテナンスフリーは魅力かと思います。一方、デメリットは重いことでしょうか。耐震性を考えると屋根は軽いほうがよいかもしれません。太陽光パネル(歩兵は載せません)を乗せるならやめたほうがよさそうです。ただ、重みがあるぶん遮音性が高いという点はメリットになります。

歩兵は少しだけ屋根材について調べてみたのですが、陶器瓦は遮熱性が高いということもメリットではないかと思うようになりました。ガルバリウムは金属ですから、素朴に考えても熱を通しやすいはずで、夏の小屋裏は暑くなりそうな印象です。スレートも屋根材自体が薄いため、遮熱性は低い気がします。陶器瓦は熱容量が大きいため、他の屋根材に比べて夏の暑さを小屋裏に伝えにくいといわれます。実際にどれくらい体感できるかは分かりませんが、感覚的に、瓦屋根の家のほうが涼しいという印象はあります。

歩兵は屋根材についてまで自分で詳しく研究する余裕がなく、正直イメージでしか分かりません。瓦屋根といってもメーカーも種類も多様で、もっと高機能な商品もあると思います。ただ、藤島建設さんに夏涼しく冬暖かい快適な家を作ってほしいとお願いし、それを受けて提案されたものですから、あれこれ考えず素直に信じることにしました。今では瓦屋根どんな感じかな、と少し楽しみな気持ちです。

ということで、歩兵が選んだのは屋根材の「色」だけです。セラムF2はブラック、メタリック、ブラウン、グリーンの4色があり、見本を見比べながら選びました。街中に建っている家の屋根なども参考に、最終的にはブラックにしました。ありきたりな気もしますが、やはり黒い屋根だと家が引き締まって見えるかなと思ったからです。

続きはまた。あんにょん。