さいたま市で藤島建設さんと高気密高断熱住宅を作る!

家づくりの備忘録 2022.2竣工 HEAT20G2(Ⅵ地域UA=0.45)・C=0.45 連絡先は「このブログについて」を見て下さい。

第112回 アウターシェード

歩兵です。

いきなり夏ですね、春がもう少し欲しいです。高気密高断熱の家はとりあえず非常に快適ですが、真夏の本番になったときの暮らし心地はどうなのか?というのがまだ気になっているところです。

さて、今回はアウターシェードについて書きます。歩兵邸は旗竿地で、南西側以外は建物に囲まれてますのではっきり言って日当たりは悪いです。冬場の日射取得はごく限られたものになると思われます。しかし、夏場は太陽が高くなるため南面も普通に日が当たります。その対策として軒を伸ばしました。2階の窓は軒にさえぎられるため夏の太陽は入りません。しかし、1階リビング南面に作った大きな掃き出し窓(歩兵邸唯一の引き違い窓)には太陽が入ります。これは結構影響があって、何もしないと室温が結構上がります。冬場に太陽が入ってくれれば天然のストーブといいますが、夏場はとにかく日射を遮らないと暑いですね。ということで、歩兵邸は1階南面の日射対策としてアウターシェードをつけることにしました。またの名を洋風すだれ。これは結構効果を感じます。窓の外で日射を遮るので、日差しがあるときは下ろしておくと室内の温度上昇をかなり抑えてくれます。またすだれと違ってシースルーになっており、日中であれば室内側から外がよく見えます(外から室内側はほとんど見えません)。基本的にロールスクリーンなので、使わないときは巻いておけばよいだけです。すだれと違ってつけ外しの手間もなく収納の場所も取らず非常にストレスフリーです。夏場の日射遮蔽については軒を伸ばすというのが基本でしょうが、必ずしもそうできない場合もあるかと思います。その場合、アウターシェードというのは有効な選択肢になりそうです。ちなみに1階は室内側もハニカムスクリーンを設置していますが、その断熱効果はあまり感じません。

続きはまた。あんにょん。