さいたま市で藤島建設さんと高気密高断熱住宅を作る!

家づくりの備忘録 2022.2竣工 HEAT20G2(Ⅵ地域UA=0.45)・C=0.45 連絡先は「このブログについて」を見て下さい。

第93回 配線に失敗した件

歩兵です。

このあいだ現場で発見した失敗ポイントの話です。気づいた瞬間「うわ~やってしまった~」と思いました。何かというとテレビの配線です。

最初はあまりテレビのことは気にせず、間取りが決まってから壁かけテレビにしようと思い立ったのですよ。そして、配線を隠したいとかテレビボードを置きたくないとかいろいろやりたいことが出てきたわけです。ただ間取りが決まっていたので、色々と制約があります。たとえば、テレビの裏側に収納があれば配線を貫通させて裏側にブルーレイデッキ置場を作るとかもできたかもしれませんが、それもできませんでした(裏側にある靴箱の中にブルーレイ置場を作るとか検討してはもらったのですが…)。

フローティングテレビボードも色々探したのですがこれというものが見つからず、結局板2枚を壁付けしてもらい、テレビの横を簡易的なブルーレイデッキ置場にすることにしました。

やらかしたのはテレビのアンテナ端子の位置です。歩兵は壁掛けテレビにするにあたり、配線をとにかくすっきり隠蔽したかったわけですが、アンテナ線をアンテナ端子→ブルーレイデッキ→テレビと直列につなぐことになるので、端子はブルーレイデッキ置場に作る必要がありました。しかし、実際はテレビの真裏に作ることになっていました。先日現場で気づくまであまり深く意識していなかったのですが、電気配線図も見て現場の電気配線立ち会いでもバッチリOK出してますから歩兵が悪いといわれればそれまでですが…。

ちなみにブルーレイデッキとテレビも壁の中の隠蔽配管(CD管)を使って配線します。配線見せたくないので!ということでHDMIケーブルとアンテナ線を通す計画だったのですが、テレビ裏→ブルーレイデッキ→テレビとつなぐ場合、CD管の中を往復することになり、とてもじゃないですが物理的に通りません。

ということで色々と調べた結果、ダブル分波器というものを使い、アンテナ端子→テレビ、アンテナ端子→ブルーレイを別々に接続し、ブルーレイとテレビはHDMIケーブルのみ接続する、という方法で解決できるのではないかと考えました。

ただこれも、φ22(内径22mm)のCD管に地上波用とBS用2本のアンテナケーブルとHDMIの合計3本が通るのか?そもそもHDMIのプラグが通るのか?という問題があります。手持ちのHDMIケーブルだとプラグの部分の断面幅が最大23mmくらいあり、どう考えても管に入りません。できるだけコンパクトなHDMIケーブルと細めのアンテナ線を使えば何とかなるのでしょうか。

ちなみに藤島建設さんに「大丈夫でしょうか」と聞いたところ「大丈夫だと思います」と返事がありました。じゃあ大丈夫なんですよね…。今度ケーブル届いたら試しますよ。

CD管をもっと太いの通しておいてくれればよかったのに、とも思ったりしますが、ブルーレイデッキ置場をテレビの壁かけ位置の横にしたせいもあり、そもそもCD管を設置する場所が外気に接する壁なのですね。そのため断熱材なんかも入っていますし、間柱をぶち抜く必要もあり、太い管は通せなかったんじゃないかと思います。

これも十分時間をかけて計画しなかったためでもあるので、新築にあたっては、配線や配管についても本当によく考えておくことをお勧めする次第です。あと、工務店さんとの打ち合わせでも、本当にそれでいいのかよ~く確認することです。設計さんやICさんにしたいことを伝えればあとはチャチャっとヨロシク考えてやってくれる、なんて思ってたらミスは絶対起きます(そんな施主ブログ記事がいかに多いことか!)。誰の家でもない自分の家なんだから、自分が一番一生懸命やらなかったら誰も頑張ってくれませんよ…。歩兵も本当によく頑張ってたくさん考えに考えたのですが、それでもこういう失敗は起きてしまうわけです。打ち合わせの回数や時間がキッチリ決められていたりする大手ハウスメーカーと違い、藤島建設さんは時間をとってお付きあいしてくれるので、これから家づくりをする方は納得がいくまで話し合うといいかと思います。

続きはまた。あんにょん。