歩兵です。
家づくりを考えていても、ウッドショックの折、今建てるべきか見送るべきか迷っている方も多いのではないかと思います。ウッドショックとは、世界的な木材の需要が増加し、建築用木材の輸入量不足による価格上昇が起きていることです。ニクソンショックに始まり、オイルショック、リーマンショックなどと並ぶ、経済史上に残る急激かつ大規模な混乱になっています。
おそらく、(どうせ建てるなら)あと1年でも早く家を建てていれば経済的なメリットが大きかったでしょうが、いつ家を建てるのがベストか(あるいは建てないか)という判断に際しては経済的な要因以外にも考えるべきことが多く、一概に結論は出せません。
ウッドショックの影響は工務店・ハウスメーカーによってさまざまなようです。歩兵が相談に行った工務店でも「ウッドショックでかなりの値上がりが避けられないので…」とおっしゃるところもありました。一方で、もともと国産材を使っており、安定した供給ルートを確保している工務店の中には、影響がほとんどない、以前と同じ金額でやっているというところもありました。大手では、積水ハウスやダイワハウスのように鉄骨系メインのところはあまり影響がないようですが、住友林業などほぼ木造のみの会社は価格改定による対応を迫られているといいます。
藤島建設さんの場合、以前から岩手県葛巻町のカラマツを構造材に使うことにこだわっており、ウッドショックの影響は小さいということです。詳しくは公式ホームページで紹介されているので、確認してみて下さい(7/28に公開されている公式動画「藤島建設~ウッドショックへの対応~」の視聴回数が現在11回しかないのが寂しいですね…)。
続きはまた。あんにょん。