さいたま市で藤島建設さんと高気密高断熱住宅を作る!

家づくりの備忘録 2022.2竣工 HEAT20G2(Ⅵ地域UA=0.45)・C=0.45 連絡先は「このブログについて」を見て下さい。

第129回 1年点検

歩兵です。

乾太くんについての質問等をいただくことがあります。当ブログに来て下さる皆さんは、おそらく高気密高断熱住宅に関心がある方が多く、それ専門の工務店さんとの契約を検討されているか、すでに契約をしていることでしょう。

そこで複数の方のコメントやメッセージを読んでいて思ったのですが、スーパー工務店といえどガス機器のプロではないので、乾太くんをどう設置するかについて詳しくない場合が少なくないのではないか、ということです。

ガス機器にはFF式(屋外から給気して屋外に排気する、換気のいらないもの)や開放式(室内から給気して室内に排気する、換気がいるもの)がありますが、乾太くんはFE(半密閉)式で、屋内設置の場合、室内から給気して屋外に排気する構造になっています。ですので燃焼に必要な新鮮空気を十分に給気するためには換気口が必要になります。低気密住宅であれば隙間からいくらでも給気できるでしょうし、三種換気の場合も自然給気口がありますからさほど問題ないようにも思われますが、高気密住宅で一種換気という(ある種特殊な)条件下では、給気が足りなくなる可能性があるわけです。

工務店さんも乾太くんについて詳しければそのことを考えるはずですが、乾太くんを設置するのはガス屋さんであって、ガス屋さんは高気密住宅についての知識があるとは限りませんし、工務店さんは「ガス機器はガス屋さんに任せておけばいい」と考え、乾太くんの仕組みについて深く考えていないこともある気がします。

監督さんや設計さんの経験によるかもしれません。歩兵としては、工務店に任せっぱなしにせず、しっかり相談・確認しながら進めていくことをお勧めする次第です。

さて、タイトルにも書きましたが引き渡しから丸一年がたち、藤島建設さんによる1年点検が行われました。当初の不具合等は基本的に修繕していただいたので、特に困ることもなく、建具の動きや外回りの確認くらいで終わりました。

歩兵としても、埼玉の猛暑の夏、寒波の冬を過ごしてみて、改めて高気密高断熱住宅の快適さをかみしめ、家を建ててよかったと思います。

続きはまた。あんにょん。