さいたま市で藤島建設さんと高気密高断熱住宅を作る!

家づくりの備忘録 2022.2竣工 HEAT20G2(Ⅵ地域UA=0.45)・C=0.45 連絡先は「このブログについて」を見て下さい。

第60回 注文住宅は計画的に…。

歩兵です。

注文住宅の計画を立てている方は、建売やマンションではできない何かがあるから注文住宅を選択したことと思います。最初に色々と希望があり、予算の制約で妥協して諦めて…ということもあるでしょうが、時間をかけて考えていると、逆に後から「やりたくなったこと」が色々と出てきます。

歩兵も最初は漠然と「水回り設備は長く持っても15年で交換だろうし、ミドルグレードのものならいい」とか思っていたのですが、いざショールーム巡りをしてみると「どうせ新築するなら最新・高性能なものにしたい」という気分になったりします(そして見積金額が跳ね上がっていくわけですが…)。

途中でやりたくなったことの一つめは壁掛けテレビです。歩兵は現在ほとんどテレビを見ないこともあり、最初は既存のテレビ台の上に普通に載せればいいと思っていたのですが、壁掛けにしたほうがすっきりする、ついでにテレビボードもフローティングか埋め込みか隠蔽か、とにかく床置きではない方法にしたい、ということになりました。この時点で間取りはほとんど確定していたのですが、最初から壁掛けテレビ&テレビボード収納の隠蔽を前提に考えていれば違った間取りになったと思います。

そして二つめが天井スピーカーです。飲食店なんかで有線放送が流れていたりしますが、だいたい天井に埋め込まれたスピーカーから聞こえてきます。天井に埋め込むことにより見た目がすっきりするのと、空間全体に音が広がる(置き型のスピーカーだとスペースも取るし、どうしても壁際に設置するしかなくなるので聴く場所を選ぶ)のでBGMとして聴くのに適しているのではないかと思い、新築に合わせてやってみたくなりました。ホールやトイレ、家事室にも設置して家中に音楽が流れているようにするのもいいかなと思いましたが、配偶者に「そこまでしなくても」と言われたのでLDKだけの計画ですが、どの製品がよいか考えているところです。

最初に優先順位を考えて始めてみたつもりでも、色々と検討しているうちに考えが変わったり、予算的にできそうなことが増えてきたりもします。最初から予算の見通しも立てられればよいのですが、フルオーダーの注文住宅では何をしたらいくらかかるのか都度確認しないといけません。

これから家づくりを始める方にお伝えしたいのは「家づくりは、思っていたのより何倍も大変だった」ということです。工務店さんは施主の思いを汲み取って形にするのがお仕事ではありますが、施主の思いそのものがふんわりとしていたり、あいまいだったりすると、形になるものがありません。できるだけ事前に計画をしっかり立て、時間にゆとりを持って始めるとよいと思います。

続きはまた。あんにょん。