さいたま市で藤島建設さんと高気密高断熱住宅を作る!

家づくりの備忘録 2022.2竣工 HEAT20G2(Ⅵ地域UA=0.45)・C=0.45 連絡先は「このブログについて」を見て下さい。

第18回 進化するフジシマウッドファイバー

歩兵です。

今日もウッドファイバーの続きです。ハウスメーカー工務店を紹介するあるWEBサイトで、次のような記述を見つけました。

「木質断熱材・フジシマウッドファイバーと可変透湿シートを用いたエコなWP仕様」

可変透湿シートというのは前回書きましたが、湿度によって透湿・防湿が変化するシートのことです。以前、藤島建設さんに確認した仕様では、ウッドファイバーに可変透湿シートを使用しているという話は聞いていませんでした。

そこでもう少し調べてみると、フジシマウッドファイバーについて報じた 2015年11月の日経新聞に次のような記述がありました。

表面には米化学大手が製造した高機能フィルムを張っており、湿度によって水蒸気を通したり、ふさいだりする」

確かに、可変透湿シートを用いれば冬場は室内の水蒸気が壁内に侵入するのを防ぎ、夏場は外気の湿気が室内に逃げていくようになるため、結露を防ぐ効果が高まるはずです。

しかし、先日聞いた説明とは話が違う…。可変透湿シートを使うとウッドファイバーの調湿性が活かされないことにもなりますし、施工の問題も残ります。不思議に思って、この2015年日経新聞で報道されている内容について藤島建設さんに確認してみると、新しい事実が分かったのです。

それは、藤島建設さんのウッドファイバーはこれまで繰り返し改良が重ねられ、発売当初と仕様が変わっているということです。つまり、開発当初は可変透湿シートを使っていたが、いまは改良によって使わなくなったということでした。現在のバージョンは4代目くらいのようです。

常に研究と開発を重ね、最新の技術を家づくりに取り入れている藤島建設さんのまじめさ、良さが改めて感じられる出来事でした。自宅が完成し、ウッドファイバー仕様の家の住み心地をレポートするのが楽しみです。

続きはまた。あんにょん。