さいたま市で藤島建設さんと高気密高断熱住宅を作る!

家づくりの備忘録 2022.2竣工 HEAT20G2(Ⅵ地域UA=0.45)・C=0.45 連絡先は「このブログについて」を見て下さい。

第15回 結露しない家を作りたい

歩兵です。

新築したい理由の一つは、結露しない家に住みたいということです。以前書いたように歩兵は夫婦+保育園児の長男1名の3人家族なのですが、子どもが生まれてから室内環境が非常に気になるようになりました。生まれたばかりの赤ちゃんはたいへん弱々しく、免疫がなかったり抵抗力が弱かったり、周囲の環境にも過敏に反応します。体温調節もうまくできないので、温度が暑かったり寒かったりするだけでも生きていけません。特に弊長男は皮膚が弱く、すぐに顔や身体じゅう湿疹だらけになり、いたたまれませんでした。そんな子どもが一日を過ごす場所である自宅の環境をできるだけよくしてあげたいと思ったのです。

そこで高性能な空気清浄機を購入し、エアコンも業者に洗浄してもらいました。しかしそれでも解決しない問題があります。それは結露です。

結露こそ諸悪の根源といっても過言ではありません。結露はカビの原因となります。サッシやカーテン、家具の裏などにカビが生えると、カビを餌にするダニが大量に発生します。ダニが増えると、皮膚疾患や喘息、アレルギーの原因となり、慢性化すると治療に時間がかかります。

さらに厄介なのは壁の中や天井裏、床下などの結露です。見えない場所で結露し、カビがびっしり生えると、断熱材や構造材の腐食を進行させてしまいます。クロスをはがしたら裏側はカビで真っ黒だったということもあるようです。家族の健康だけでなく、家の健康にも深刻な影響を及ぼすのが結露です。

暑い夏に冷たい飲み物をグラスに注げば水滴ができるように、結露は温度差によって発生します。外気が冷え切った冬に室内で加湿器と暖房をつけることによって結露が発生する原因になります。窓を開け放って室内と外気を同じ温度にして、コタツにでも入って過ごせば問題ないのですが、そのような生活は快適ではありません。

ではどうすればいいのかといえば、住宅の高性能化です。気密、断熱、換気を改善することにより結露を防ぐことができます。

高性能住宅を作る理由は、冬に暖かく夏に涼しく快適性が高いというだけでなく、自分と大切な家族の健康を守るためであり、今回の新築計画にあたっても結露を防げるかどうかが非常に重大な関心事なのです。

続きはまた。あんにょん。